2019年12月
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世界一長いベンチ
石川県羽咋(はくい)郡志賀町の、増穂浦海岸(ますほがうらかいがん)には、全長460.9メートルのベンチがある。1987年(昭和62年)にボランティアの手で作られた。1989年(平成元年)にはギネスブックに掲載された。オープニングイベントでは1346人が座った。しかし現在は長さの世界一ではなくなっている。地元学生やボランティアにより、毎年ペンキ塗りが行われ、世界一美しいベンチを目指している。サンセットヒルイン増穂と呼ばれる夕日の名所。
現在の世界一長いベンチは?
ブルガリア | パザルジクのベンチ | 1015m ギネス世界記録公認か詳細不明 |
イギリス | リトルハンプトンのベンチ | 655m ギネスにはみられない |
日本 | 南砺市瑞泉寺前のベンチ | 653.02m 2011年08月28日ギネス世界記録に登録されている |
ポーランド | オシェチュナのスタジアムベンチ | 613.13m 瑞泉寺前のベンチが登場する以前の世界一長いベンチとしてギネス登録されていた |
日本の水浴場55選
増穂浦海岸は日本の水浴場55選(1998年、平成10年)に選定されている。環境庁より「水質、自然環境・景観」「コミュニティ、クリーン」「安全性」「利便性」など総合的に照らし合わせて行われ、選ばれた水溶場には「日本の水溶場55選~清潔、安心楽しい水辺~」の認定書が交付された。日本の水浴場88選(2001年、平成13年)も、選定されている。
日本小貝3名所
増穂浦海岸は、日本小貝3名所の1つでもある。11月~3月にかけて、貝寄せの風が吹き400種類以上もの貝が流れ着く。特にさくら貝が有名。幸せを呼ぶ貝と言われる。残り2つの名所は和歌山県の和歌浦、神奈川の由比ヶ浜
岸壁の母の碑
この海岸には岸壁の母のモデルとなる端野いせさんを記念する碑が建っている。太平洋戦争に出征し、戦地から帰らぬ息子を岸壁に立って待ち続けた母心を詠じている。岸壁の母は流行歌や、映画作品のタイトルにもなっている。
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