お出かけ

群馬県・矢倉鳥頭神社(やくらとっとうじんじゃ)

きいろの

なんかさー道沿いに穴っぽこがあいた木があって気になるんだよ

みどりの

寄ってみる?

2020年7月

それは群馬県吾妻郡の矢倉鳥頭神社に祀られている。(別名、大杉神社)

国道145号沿いを通っていると見える気になる木があるのだ。

矢倉鳥頭神社
住所〒377-0816
群馬県吾妻郡東吾妻町大字矢倉899
電話0279-67-2441
駐車場

小さいけれど駐車場有り。人がわんさか来る感じでは無いので、普通に停められる。

気になっていた穴っぽこのあいた木は「神代杉(じんだいすぎ)」という。

神代杉について・昔話風

ばぁ

1400年以上もむかーし昔のこと、日本武尊(やまとたけるのみこと)がこの神代杉を植えたそうな。

その後、約250年前の大火で幹が空洞化してしまったんじゃ。

またその後、約200年前には浅間山の噴火があってのう。そのときにまた火をかぶってしまった。それで今は古い幹を残すだけとなったんじゃ。

空洞になった幹の中には180年程の樹齢の大杉が植えられて、親子杉とも呼ばれておるんじゃよ。

という感じで歴史のある杉なんだね。

昔話風の内容は神社にあった「ご自由にお持ちください」の用紙に書いてあったのを参考にしたよ。持っていっていいよが3枚あった。

茅の輪くぐり

こんな言葉ここへ行かなければ知らなかった。全国色々な神社で開催されてるんだ。へぇー…

・心身を清めて厄災を払い無病息災を祈願する行事。

・多くの場合7月と12月に行われる。2つを合わせて「大祓(おおはらい)」という。

・12月は一部、年越しの祓えでも行われている。

・地域や各神社で異なるが、茅の輪をくぐるときは神拝詞(となえことば)をとなえながら8の字にくぐる。

・代表的な神拝詞「祓い給へ 清め給へ 守り給へ 幸へ給へ」(はらいたまえ きよめたまえ まもりたまえ さきわえたまえ)

・くぐるときは左回り左足から→右回り右足から→左回り左足からと順序がある。

矢倉鳥頭神社でも行われていて、例年、茅の輪祭りが7月の最終土曜の午後2時から開催される。この日から7月末まで茅の輪が祭られていて、自由に参拝できる。

矢倉鳥頭神社の神拝詞

手と口を清めてからはじめる。輪の前に立ち、一礼。

1回目 (左回り)思うこと皆つきねとて麻の葉を
切りに切りても祓いつるかな。
2回目 (右回り)みな目のなごしの祓いをする人は
千年の命のぶというなり。
3回目 (左回り)宮川の清き流れにみそぎせば
いのれる事の叶わぬはなし。

正面に戻ってきたらその都度一礼。

最後はくぐり抜けて拝殿でお参りする。